鈴鹿オフィスワーク医療福祉専門学校
学校法人 鈴鹿文化学園
鈴鹿オフィスワーク医療福祉専門学校

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三重県鈴鹿市住吉2丁目24-9

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現場で活躍している歴代の卒業生の皆さんが、座談会で在校生や高校生に介護の勉強の大切さや就職してからの仕事のやりがい等について語って下さいました。 



青山 正樹

特別養護老人ホーム勤務

卒業1年目

佐々木 元気

介護老人保健施設勤務

卒業3年目

森 隼作

介護老人保健施設勤務

卒業5年目

久保田 香澄

特別養護老人ホーム勤務

卒業1年目

櫻井 旬平

訪問介護事業所勤務

卒業3年目


司会

「今年も座談会の季節がやってきましたね。今回は現場で活躍する卒業生の皆さんに、
介護の仕事に就いてよかった事や、学校生活を通して自分が成長できた事について語っていただきましょう」



櫻井

「僕は介護の勉強をする前は別の仕事をしていました。祖母の看病をきっかけに、24歳でこの学校に入学したんです。知識をつけることによって就職してからも認知症の原因や症状、その人に合わせた対応ができるようになりました。
自分の対応や関わり方によって利用者さんの不安を軽減することができるのが嬉しいです。ボディタッチをすると良い方もいれば、別の方法がよい方もいる。いつも不安気だった方が、こちらの関わりによって施設で一番明るい方に変わった時は、この仕事のやりがいを感じました。」

 
 

久保田

「私はもともと話をしたり自分から質問することが苦手だったんですが、学校生活や施設実習を通して、わからないことをそのまま質問するのではなく「自分はこう思ったけれど~ですか?」と
自分の考えを入れて質問できるようになりました。それによって職員さんも詳しく教えて下さったり、意見やアドバイスをもらえるようになったのが嬉しかったです。

 
 青山

「僕が感じたのは、学校に行くことで
仲間ができるんだなぁ、という事です。自分が働いている施設だけでは考え方や技術が偏ってしまうこともある。他の施設ではどうしているのか等、情報交換をお互い行うことによって視野を広げ、利用者さんに対して色々な角度から物事を見ることができるのが大きなメリットですね。知識があると自分の考えも形にできるし、アイデアも浮かびます。仲間がいるという事は、自分の成長にもつながると思います。」
 
 

佐々木

「職場ではドクター、ナース、理学療法士等色々な専門職の方がいらっしゃいますが、介護の事以外の、たとえば医学についても学校で勉強していたので、
他の職種が何をやっているのかが理解できました連携もとりやすいです。あとはなんといっても書類が書けるようになったのは大きいですね。(一同うんうんとうなずく)介護過程の授業は重要です。あと、マナーも大事。」

 
 

「専門学校に行くメリットは、学年が違っても卒業して時々こうやって集まることもできるし柔軟な考えを学べることですね。モチベーションのアップにもつながります。自分が病んでいるとき、励みにもなりますね(笑)就職すると実際にやってみないとわからない事はたくさんあるんですが、基礎はできているのでたとえば身体の安全な動かし方なども、ふとした時に思い出してつながってくるんです。実習を通して
仕事を行う時の心構えや人との接し方も学べる自分がしたい介護や就職したい所のイメージもできてきますね」
 
 



「卒業して現場に出たからこそ、学校で学んでいたことの意味がわかることもありますよね。在校生の皆さんは、何か卒業生に聞いてみたいことはありますか?」

 

水町

「僕は2年生なので、そろそろ
就職先を決めなければならないんですが、まだイメージがわいてこないんです。「これだけは考えておいた方がいい」という心構えのようなものはありますか?」


櫻井

「介護の世界で就職をしたいかしたくないか、という
意識を明確に持つことかな」


佐々木

「変則勤務が大丈夫か、平日休みでもよいか等、
自分のライフスタイルに合ったイメージを作っていくことが大切


青山

「僕の所はお盆などの休日は忙しいです。祝日も関係ない。ユニットでは1日に6家族が面会にくることもあるからです。考え方にもよるけど、平日休みはどこもすいているのでいいですね(笑)でも何よりも、
「自分は介護がしたいんだ」という思いが大切と思います。逆に思いがないとどこへ行っても厳しい」

 
 

人の死にふれることもある。そこで学んだこと


 橋本

「利用者さんが亡くなる時にあったことはありますか?」



青山

「アルバイトをしている時一人、就職してからもう一人亡くなりました。逆に点滴をうっていて立つことも動くこともできず、口も開けられなくて食事もできない方が、自分たちの関わりによって車椅子で自由に動き回り、大声で話ができるまで復活したこともあります。関わりによって人はここまで変わるのかと驚きました。「自分のために一生懸命考え、接してくれる人たちがいる」ということを感じてくれたのかもしれません。その方が言うには、
自分が寝たきりであった時の僕たちの関わりをしっかり覚えているそうなんです。たとえ復活できなかったとしても、自分たちの気持ちや関わりはちゃんと伝わっているんだと感じました」


櫻井

「介護はそうポンポン人が死ぬわけでもありませんが、人の死にふれることもあります。家族にもできないことを僕たちができる事もある。全力で関われば悔いは残りません。心構えがないと死を受けとめるにも時間がかかりますが、それでも学べることは多いです」





「今度は逆に皆さんに質問していいですか(笑)何故介護に興味をもったんですか?」(在校生チームざわめく(笑))



橋本

「中学の時の職場体験で興味をもちました。利用者の方に「ありがとう」と言われたのが嬉しかったです」



戸板

「僕は違う職種で働いていたんですが、知人に介護職が多くてやってみようかなと。実際にやってみるとさっきの「ありがとう」とか、利用者さんの簡単なひとことでも嬉しくて、頑張れる原動力になりますね」



鈴木

「私はボランティアに行って介護にハマりました」



介護に「ハマる」ってどういうこと?





「鈴木さん達1年生は、つい先日施設実習が終わりましたね。初めての実習はどうでしたか?」



鈴木

「初日は不安でしたが、日が経つにつれて自分から動けるようになりました。色々な利用者さんがいらっしゃいますが、お一人お一人への接し方も違うということも学べました。コミュニケーションがとれない、と言われていた利用者さんが、声かけによって時々
笑顔を見せて下さったり、いつの間にか私の手を握って下さったこともありました。施設で一番気難しいと言われていた利用者さんも「勉強がんばれな」と優しくアドバイスを下さったり実習が終わる日には、利用者さん達から寄せ書きをいただきました。麻痺で字を書くことも大変な方もいらっしゃいましたが、一生懸命字を書いて下さったことにも感動して泣いてしまいました」
 

 櫻井

「字が書けなくなったり、今まで出来ていたことができなくなるというのは悲しいことで、事務的な契約だとあえてご自分では字を書いていただけない事も多いんですよ。その中で、鈴木さんに
気持ちを伝えようと自分で書いて下さったのはすごいですね」


佐々木

「介護に「ハマった」と言えるだけの事はあると思います。ちなみに「書けない」と思われていた人がいざ書くと誰よりも綺麗な字を書いたりすることもある。介護はそういった面白さがありますね」



久保田

「面白さと言えば、昨夜おむつ交換をしていた時、ナースコールが鳴りまくったんです。まずスタート地点が一番離れている所で「足がかゆいでかいてくれー」という用件でした(笑)終わったら次のコールはそこから一番遠いはじっこの部屋で「毛布かけてー」と。業務に戻るとなぜかその時にいる場所から一番遠い場所でナースコールが鳴るんです。あっちこっちうろうろしながら、20分くらいそれを繰り返しました。次は何があるのか楽しみです(笑)」



教員

「現場では、
どんなことも笑いに変えていけるパワーがありますね(笑)」


パワーは伝わる。気持ちも伝わる。



戸板

「実習では心構えが出来ていなかったという後悔があります」



水町

「僕は最後の実習で利用者さんの茶碗を割ってしまいました。もちろん謝罪しましたが、
個人的にはいまだに引きずっています」(一同から「元気出して」と励ましがある)


青山

こちらがあせっていると利用者さんにも伝わって、それが連鎖反応で広がっていきます。最初はとにかく丁寧に。時間は後からついてきます。丁寧ならこまかい所に普段から気付けます。結果的に効率もよくなる。利用者さんが信頼してくれれば協力もしてくれるようになります」


佐々木

「あせるとかえってスピードは落ちますね。頭もまわらなくなるし手も遅くなる。落ち着いてやった方が早いです」



久保田

「私は最初から歩くのも行動も遅いので、逆に仕事の時は少し早めに歩こう、とか、もう少し早くできないか、と意識はしています」



青山

どこで早く動くか、というメリハリは必要だと思う。利用者さんがくつろぎたい時に職員がバタバタしてたらくつろげないし」
 
 

教員

「動線や必要物品の準備など、学校で普段学び、心がけていたことが活きてくるわけですね」



櫻井

利用者さんの拒否は自己表現でもあるんです。自分の家で、自分の空間だからこそ正直になれることもある。自分の気持ちを表してもらえるのはありがたいですね。ただ、男性というだけで女性利用者から拒否されることもあるのでその時はへこみます(笑)」




「少しずつ、お互いを知っていくことが大切ですね。では、最後にひとことずつメッセージをどうぞ」


佐々木

「この仕事、身体を痛めないようにするにはボディメカニクスが大事です。しっかり学んで下さい。日常生活でも役立ちます」



櫻井

「これからの介護業界を、一緒に盛り上げていきましょう!」



青山

「時間は大事です。「時間がない」という人は時間を上手く使っていない人が多い。自分に何ができるのか、自分の生活を見つめながら行動するとよいです」





「これから何をするにしても迷うことはありますが、自分についてじっくり考えることができるのは学生のうちです。自分がどんな人間なのか、どうなりたいのかを考えれば、人生のきっかけや答えが見えてくると思います」



久保田

2年間一緒に勉強するクラスの仲間たちと、もっと仲良くなって下さい。仲間と笑ったりストレス発散して切り替えることは大事です。友達を大切に」



鈴木

「実際に現場に出て活躍されている卒業生の方たちのお話は、これから自分が勉強していく中でためになる事ばかりでした。先輩達のアドバイスを胸に、自分はどういう人間でどうありたいのか、学校生活の中で自分なりの答えを探していきたいと思いました」





「皆さん、ありがとうございました」


 

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