医療秘書科

医療スタッフとして必要な知識を学びます。

日々進歩する医学や医療に関する幅広い知識と、秘書に求められるノウハウを幅広く学べるカリキュラムを組んでいます。また、医療スタッフ間のコミュニケーションをスムーズにする役割を担って活躍できるよう実践的な授業を行っています。医療秘書としての実力の証となる「医療秘書技能検定」のほかにも医療事務コンピューター検定、電子カルテ実技検定、ビジネス系など多彩な資格取得をめざせます。

専門学校を選ぶなら職業実践専門課程

専門学校の中でも職業教育を実践的に行っている学校のことです。(平成27年2月認定)専門学校の2年過程において企業等(病院、調剤薬局含む)との密接な連携により、最新の実務の知識等を身につけるためのカリキュラムを編成し、より実践的な職業教育の質の確保に取り組んでいる学科に対し、文部科学大臣が認定をします。

実際の病院や調剤薬局で医療秘書や医療事務の仕事を実体験

院内見学から始まって、受付業務、保険請求事務、レセプト点検、会計、診療録管理、検査、手術見学など、医療機関のあらゆる業務を経験すると同時に、医療機関で働く人間としての心構えを見につけることを目標としています。


Q.なぜ、資格検定の合格率が高いのでしょうか?
A.検定前に対策講座を行っているからです。各種検定ごとに、学習方法やノートまとめ方などを担当教員が指導します。その後、過去問題を中心に模擬試験を実施。授業で”傾向と対策を”しっかりと行うので、学生たちは自信をもって受験をすることができます。
Q.「病院実習」はどんなところへ行きますか?
A.医療機関や調剤薬局など協力機関のいずれかです。県下100以上という協力機関の多さがSOCの特徴。幅広い選択肢の中で、就職前に医療界を知ることができます。就職希望病院で実習する学生もおり、積極的な姿勢や専門知識・技術が認められ、そのまま就職が決まるケースもあります。
Q.SOCでの行事を教えてください。
A.入学後の親睦会、夏のBBQ、ハロウィン、クリスマス会などクラスのイベントが多数。就職活動のためのメイク講座、エステ講座などもあり、満足度100%のキャンパスライフです。遊び心を通じて、主体性とコミュニケーション能力を自然に身につけることができます。

取得目標資格

医療事務関係
電子カルテ実技技能検定
(一般社団法人
医療秘書教育全国協議会)
医事コンピューター技能検定準1~3級
(一般社団法人
医療秘書教育全国協議会)
医療秘書技能検定1~3級
(一般社団法人
医療秘書教育全国協議会)
医療事務技能審査試験
メディカルクラーク
(一般社団法人日本医療教育財団)
医師事務作業補助者認定試験
(一般社団法人
医療秘書教育全国協議会)
調剤事務管理士技能認定試験
(技能認定振興協会)
秘書技能関係
秘書技能検定1~3級 ビジネス文書技能検定 Excel表計算処理技能認定試験
Word文書処理技能認定試験 Power Point技能認定試験

実習施設一覧

主な実習先施設
ヨナハ総合病院 みたき総合病院 主体会病院 四日市羽津医療センター
山中胃腸科病院 小山田記念温泉病院 鈴鹿中央総合病院 鈴鹿回生病院
村瀬病院 塩川病院 武内病院 永井病院
遠山病院 三重中央医療センター 済生会松阪総合病院 松阪中央総合病院
松阪市民病院 花の丘病院 三重ハートセンター 済生会明和病院
伊勢赤十字病院 市立伊勢総合病院 南島メディカルセンター 尾鷲総合病院
紀南病院 岡波総合病院 寺田病院 鈴鹿センター薬局
松阪センター薬局 その他約80施設

教育目標

医療機器の経営や運営などをすべてにわたってサポートする総合的な事務職。医師のスケジュール管理や資料収集といった秘書業務はもちろん、患者受付や来客対応、医療保険請求や診療録管理など、さまざまな重要業務を任せられています。医療秘書科では、医学や医療事務に関する幅広い知識と秘書としての高い資質を兼ね備え、医療機関で働くさまざまなスタッフをつなぐコミュニケーターとして活躍できるスペシャリストの育成を目指します。

カリキュラム

専門科目
医療保険請求事務 調剤報酬請求事務 電子カルテ・DPC
医療事務コンピュータ 調剤事務コンピュータ 公費負担医療
医療秘書 医療関連法規 臨床検査学
病理学 医療概論 解剖生理学
薬理学 医療用語 臨床医学Ⅰ(内科)
病院実務実習 検定対策 臨床医学Ⅱ(外科)
基礎科目
ビジネスマナー 秘書 アプリケーション
(ワード・エクセル)
就職指導
※ 調剤事務→調剤薬局での保険請求事務です。

主な授業内容

医療保険請求事務 医師の書いたカルテの診療内容から治療費の計算、レセプトの作成を学習します。
電子カルテ 医師が診療の経過を記入していた紙のカルテを電子的なシステムに置きかえ、電子情報として一括してカルテを編集・管理する方法を学習します。
秘書 実社会で役立つ接遇マナー、言葉遣い等の実践を行い、秘書検定準1級の取得を目指します
基礎医学 病院事務員として働く上で必要とされる解剖学、生理学、医療用語や薬の作用などを学びます
病院実務実習 実践的な技能、知識を習得するためのもので、医療機関で働く者の心構えを身につけます

Pick Up Curriculum

医療現場で働くのに欠かせない、体の構造についての知識を習得。特に、体の基本的な構造や働きに関する知識を中心に学びます。人体のメカニズムを知るための授業です。
「医事コンピュータ」では専用ソフトを使って医療費の計算方法を習得。「電子カルテ」は治療中の患者さんの状況を記録する方法を学びます。ともに検定対策も万全です。
医療秘書には目配り・気遣いが大切。患者さんにとって話しやすく安心感のある人をめざし、「笑顔」「美声」を身につけ、採用条件の「コミュニケーション能力」「協調性」を学びます。

Teacher`s Voice

羽津 未来先生

「医療機関は、サービス業」となってきています。医療秘書に求められる能力は高度化し、質の高い患者接遇や「電子カルテ・オーダリングシステム」への対応が重要視されています。授業でより多くの検定取得を目指し、専門的知識や技能を身につけ、医療の現場で活躍できるよう一緒に頑張りましょう。


カリキュラム&講師

医療秘書科教科別担当教員
医療事務 羽津 未来 病気の種類 山下 知宏
調剤事務 羽津 未来 医療秘書 磯部 寿子
電子カルテ・DPC 羽津 未来 医事コンピュータ 羽津 未来
公費医療 羽津 未来 ビジネスマナー 磯部 寿子
臨床医学 山下 知宏 アプリケーションソフト 田中 裕士
田中 有希子
薬の知識 田辺 健志
医療法規 羽津 未来 メイクアップ 古田 紗代
医療概論 山下 知宏
医療秘書科授業シラバス
科目名
医療事務
時間数
240
授業の種類
講義・演習
配当学年・時期
1年前期・後期
授業担当者
田中 和美
必修・選択
必修
授業の回数
120
授業の目的・ねらい 診療報酬請求事務に必要な医療保険制度の知識、点数算定方法と明細書(レセプト)の作成方法を取得し、受付業務、会計業務が迅速かつ正確に行うスキルを身につける。
授業全体の内容概要 医療保険制度の概要を理解し、模擬カルテを用いて診療内容の読解力を養い、診療報酬請求事務を正しく行う能力を学ぶ。
授業終了後の達成課題 医療秘書技能検定、医療事務技能審査(メディカルクラーク)の認定資格を取得する。
単位認定の方法及び基準 試験 70点 資格取得 20% 出席状況・課題提出 10%
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