介護福祉科
介護の知識と技術を学びます。
1.人間と社会 2.介護 3.こころとからだ の3つの分野について学びます。数多くの介護体験ができるようにカリキュラムを組んでいます。校内で身につけた知識や技術を実際の現場で生かしながら、仕事のやりがいや難しさをリアルに実感できます。また、多くの仲間との関りを通じて、自然に相手を思いやる心を育てます。国家資格である「介護福祉士」の資格取得を目指せるほか、情報系や医療系の資格も取得可能です。日本人だけではなく、留学生もたくさん入学しています。留学生には日本語能力試験に合格できるように指導をしています。
Q.介護福祉士になるのは難しいですか?
A.ご心配されるほど難しいことではありません。毎日の授業で、先生が一人ひとりのレベルに合わせて分かりやすく指導します。また、介護の役割は、生活を支援すること。自分自身が日常生活を自立的に実践していれば、介護の必要な方の支えになることができます。
Q.施設実習に行くのは少し不安ですが……
A.施設実習の前には、たくさんの校内演習で準備をします。クラスメートとも練習をし、自信をもって施設へと向かえるでしょう。また、SOCは全国で唯一、学校法人立の介護施設『愛すみよし苑』があるので、実際に高齢者の方たちとふれあい、実習をイメージできることも魅力です。
Q.介護福祉士以外にも資格は取れますか?
A.はい。様々な資格取得をサポートしています。上級救命講習や福祉住環境コーディネーター、介護事務管理士などいくつもの検定資格を取得すれば、希望の施設への就職も可能です。また、ビジネス能力検定や情報系の検定も受験でき、社会人としてのスキルアップにも役立ちます。
取得目標資格
介護福祉士 (国家試験受験資格) |
秘書技能検定 (公益財団法人 実務技能検定協会) |
福祉住環境コーディネーター (東京商工会議所) |
手話技能検定1~7級 (NPO手話技能検定協会) |
介護実習施設一覧
特別養護老人ホーム | 伊勢マリンホーム、くすのき園、鈴鹿グリーンホーム |
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介護老人保険施設 | 鈴の丘、アルテハイム鈴鹿、いこいの森、やまゆりの里 |
障害者支援施設 | 聖マッテヤ心豊苑、エビノ園、八野生活介護センター |
地域包括支援センター | 鈴鹿市社会福祉協議会、鈴鹿南部地域包括支援センター |
小規模多機能型居宅介護 | 悠久の里、鈴鹿けやき苑、宝寿の郷 |
認知症対応型共同生活介護 | グループホーム北さんち、愛すみよし苑、太陽の家、宝寿の郷 |
通所介護 | 伊勢マリンホーム、大家族、安全の里 |
訪問介護 | 鈴鹿市社会福祉協議会、愛すみよし苑 |
教育目標
介護福祉科では、介護福祉士(国家資格)としての専門的知識や技術の習得はもちろんのこと、要援護の利用者様やその家族の方々に対して「心の支え」になれるような人材を養成します。そのために介護福祉科1・2年生合同の行事について企画したり、季節の行事について考え、校内の飾りつけを行うなど学校内でもコミュニケーション能力、ニーズに把握力の向上につなげています。また、介護職が活躍する場で学べるよう市内外の施設実習を行っています。これからの福祉社会で即戦力となる人材養成がSOC介護福祉科の教育目標です。
カリキュラム
専門科目 | ||
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人間の尊厳と自立 | 人間関係とコミュニケーション | 社会の理解 |
介護の基本 | コミュニケーション技術 | 生活支援技術 |
介護過程 | 介護総合演習 | 発達と老化の理解 |
認知症の理解 | 障害の理解 | こころとからだのしくみ |
医療的ケア | 卒業研究 |
主な授業内容
人間関係と コミュニケーション |
社会福祉援助の意義、ケアマネジメントの方法、専門的な対人援助関係について事例を使って学びます。 |
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介護技術 | 科学的根拠に基づいた技術を習得し、高齢者や障害者の個別性に合わせた介護が提供できるよう学習します。 |
発達と老化の理解 | 高齢者や障害者のもつ障害形態に焦点をあわせて介護に必要な知識・技術を学びます。 |
施設実習 | 講義・演習・校内実習で学んだ理論と技術を実際に活用し、総合的な介護活動を実践するための基礎能力を修得します。 |
Pick Up Curriculum
高齢者の衣服の着替えのサポートについて学びます。関節の動きなどの理論を踏まえ、自分に負担が少なく、相手が安心できるテクニックを、ペアやグループで練習しながら取得します。
喀痰吸引と経管栄養について学びます。介護福祉士の業務として医療的ケアが加えられました。
実習前に概要を理解しよう。実習後、その経験と学びを踏まえてグループワークをします。2年生では総まとめとして、テーマに沿ってグループでアイデアや意見を交わします。
Teacher`s Voice!
匹田 理江先生
介護福祉科では、介護が必要な方々の理解はもちろん、その方の家族に対しても理解し、寄り添い、話を聞き、指導も行う事ができるように、専門知識や介護技術を身につける教育をしています。
カリキュラム&講師 事例
介護福祉科教科別担当教員 | |||
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介護の基本 | 平野 弥生 | こころとからだのしくみ | 匹田 理江 |
社会の理解 | 平野 弥生 | コミュニケーション技術 | 渡邉 早紀 |
生活支援技術 | 久志本 宏美 | 認知症の理解 | 丸橋 洋子 |
吉住 涼 | 医療的ケア | 匹田理恵 | |
宮﨑 三鈴 | 介護総合演習 | 久志本 宏美 | |
世古口 正臣 | |||
介護福祉科授業シラバス | |||
科目名 | 時間数 | ||
授業の種類 | 配当学年・時期 | ||
授業担当者 | 必修・選択 | ||
授業の回数 | |||
授業の目的・ねらい | 人間の尊厳を尊重し、どのような状態であってもその人の自立・自律を尊重し、潜在能力を用いて、安全に援助できる技術や知識について習得できる学習とする。 | ||
授業全体の内容概要 | 各生活行為の意義目的、介護技術の原理原則を講義し、それぞれの生活を支援する為に必要な介護技術の演習を行う。 | ||
授業終了後の達成課題 | 介護の原理原則を理解したうえで、安全に援助できる基本的介護技術や知識を習得する。 | ||
単位認定の方法及び基準 | 試験50点 レポート10点 実技テスト40点 |